Step。あなただけの音色 Vol.2

私が所属している当NPO法人が音楽主体での支援を専門としていることから、1回目の自己紹介では歌唱やピアノに触れた文章を書きました。歌うのが大好きで、楽器にも興味があります。

今日は『音』にまつわる支援に繋がるような事を、書いてみようと思います。

1.目に見えないことの理解

聴覚過敏があり、イヤホンを装着しないと授業を受けるのが辛いと言う大学生の方のお話をTVで拝見しました。そのお辛いことを表明することで結果、理解を得て授業を受けることが楽になったと言うお話でした。

外出中の電車内で、イヤホンから流れる音楽が終わった後にそのことを思い出した私はそのまま装着してどんなふうに感じるかを確かめてみました。

数分してからイヤホンを外してみると、音たちが重なり合い混ざり合っているような様子はあまり無い車中にもかかわらず“ザワザワ”とした雑音を感じ、再びイヤホンを装着すると、車中の流れるアナウンスは聞こえるけれど、そのザワザワが緩和されたような感覚を、感じました。

「イヤホンを付けていると、何かを聞いている状態だと、思い込んでしまう。」

“世の中の決まり”ではないものの、“大体そういうものだ”と多くの人が多数思うことを、疑いもなく生活していてそれがひっくり返るような事があると、なんとなくモヤモヤするような感覚に陥ることがあったりします。自分が信じて疑わない事が、年を重ねるごとに増えていくように思います。

支援をさせていただくことで、経験を重ねることで、熟練することもあり以前の経験があるからこそ円滑に行えた経験も多くありました。また、その逆に、以前の経験が邪魔をすることもありました。

支援が必要な方にとって
苦手と言うよりもっと、苦痛、と思い、感じる音があります。
両耳に指を入れている状態は、必死に自分を守っている状態です。

音に過敏な方々が楽器を通して、潜在している能力を発揮できるように
ご自身の扉を内側からご自分が開けるような支援が出来るように
つねに自分の当たり前を疑いながら
対面する方々の“本当”に寄り添えるようにと
日々思っております。

と言う、本日の文章でした。

本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。