「Step。あなただけの音色」Vol.7

「予期しない事」

 

20年以上も前の、私のある朝の出来事です。

 

・出勤中

・起床後から、まだシャキッとした覚醒状態に切り替わっていない

こんな状態で突然目の当たりにした

“出来事”が

 

・パソコンのパスワードを、まったく、思い出すことが出来ない

・普段の一連の操作を忘れてしまう

といった、出社後の現象を引き起こしました。

 

ショック状態の定義として

・Unexpected  予期していなかった

・Dramatic     劇的、強い感情を引き起こした

・Isolated   助けてくれる人がいなかった

・No strategy   対処の仕方が分からなかった

と言うものがあります。

 

私が目撃したものは、非日常的な出来事でした。でも、それは私のありふれた日常で起きました。

 

一種の健忘症、だったのでしょうか、キーボードの位置すら見当もつかないなんてことが起こるなんて、今でも、唖然、呆然したこと、その感覚をはっきり覚えています。

人間には、逃げる、戦う、と言うモードの他に凍りつく、という反応があります。

勝ち目がないので固まって動かない、という選択をして、頃合いをみて逃走し危険を回避するという動物の行動は、そういったことになります。

私は出勤中の移動時で、自分の力で

“出来事”を、どうすることもできませんでした。

その上、恐怖を感じました。

それでも、自分に出来る事は無かっただろうか、といまだに思うことがあります。

客観的に言えば、私はそこに居合わせただけであったけれど、

その場にいたと言う事実が、

依然として自分に問かけています。

 

令和2年と言う、新しい年を迎えて

昨年末よりスタートしたこのブログが、支援が必要な子どもたちを取り巻くサポーターの、なにかに寄り添えるものでありますようにと、当初の気持ちを改めて念頭に置き

今日一日、頭から離れないこの過去の出来事を、新年第一弾とさせていただきます。

 

本日もお読み下さり、ありがとうございました。

 

小見