「Step。あなただけの音色」Vol.5

支援の話

「強度行動障害と音楽」

 

前回の“拘り”では

その繊細さは大切な能力であり

拘りの部分を自己肯定感へと繋げていく

と言うことを書きました。

 

支援計画を作成して、チームで支援を行っていくのですが

長年行っていた支援を変えた方が良いと思いながら

熟考するケースがあります。

 

強度行動障害と言われる、行動に

他者や、自身に対しての顕著な

突発性を伴う、重篤になる恐れを持ち合わせる部分があり

支援に慎重さと統一さを必須に持って当たる、

支援が必要な方々がいらっしゃいます。

 

自傷が増えてしまい、命にかかわるような事がありました。

他傷が増えてしまい、他者と距離を取らざるおえない

環境設定をすることがありました。

 

他者が関わると言うことの、慎重さと重責さを

強化された拘りから、生き辛くなったことが、あるのかもしれないと

痛感します。

 

そんなことの中でも、思い出されるのは

余暇の時間に、音楽を流す場面があり

音楽を聞きながら

体を揺らしている姿でした。

 

あんなに不穏だったのに

音楽ってすごい、と思うことは何度もありました。

 

音が聞こえる人には耳で聴こえ

音が聞こえない人には身体に共鳴して

それぞれ、反応は違いますが

人間が介入するよりも

自然な、落着きを取り戻された様子が見られる

と思うことがありました。

 

前回の“拘り”からの流れで

“習慣”と言うことを書こうと思って書き始めたのですが

過去の気持ちが湧きあがり、このような内容になりました。

 

本日もお読み下さり

ありがとうございました。

小見(おみ)